「生活サポート基金NEWS 第4号」より ~相談状況~
2011年3月14日
前期の相談で特徴的だったことは、税金、家賃、学費の延滞など生活上の債務に加え、うつなどの精神的問題、雇用環境・条件の劣悪化、家族の不和など、多くの相談者が複数の問題を抱えていたことです。
何から手をつけてよいのかわからず途法に暮れている方も多く、自殺防止支援団体のご紹介で来所する方もありました。
絡まった問題の糸をほどくには、相談員の持つ情報の量と、信頼できる連携先が要となります。
今後も、生活再生に向けた解決提案のレベルをさらに上げるべく研修・研鑽を重ねるとともに、関係機関との連携をさらに強化し、相談者のニーズに応えていきたいと思います。
■貸付件数と貸付残高
2010年度 195件、1億7,312万円
■相談件数(面談数)の推移
2008年度 773件
2009年度 868件
2010年度 980件
■主なアクセス・紹介元
インターネット 305件(携帯サイト含む)
市区町村役所 142件
テレビ 119件(ニュース番組等での紹介)
社会福祉協議会 106件
新聞 59件(掲載記事等)
友人・知人 46件
消費者センター 42件
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その他の「個人再生ファンド・事業報告」はこちらをご覧ください。
http://www.ss-k.jp/finance/result/