生活サポート基金が進めた東日本大震災復興支援の取り組みとして、復興住宅事業の資金を、市民が支援する「市民ファンド」の形成を検討したほか、
2012年2月9日より国土交通省の助成による「大船渡におけるまちづくり支援、生活支援のためのコーディネート事業」に取組みました。以下はその報告です。
また、現在も関係団体がボランティアで支援を続けていますが、要請に基づいて支援のためのファンド組成の検討も進めていきます。
3月5日(月)-其の一
2012年3月8日
国土交通省の担当者が大船渡市役所を訪問されました。大船渡市からは復興局長と担当者が出席されました。復興局長からは、「外部の専門家が入ることについて、今後のまちづくりへの調整役として期待している」との言葉をいただきました。
その後、国土交通省の一行は事務局となっている仮設住宅を視察しました。仮設住宅の4畳半に11人も入って話をすることができました。被災者の体験談や屋台村への取組みにとても興味を持って聞いていただけたようです。
3月4日(日)
2012年3月8日
中赤崎地区の後の入仮設住宅の代表者と復興協議会委員長にお会いしました。復興協議会では市からの提案は簡単には受け入れることができず、いろいろな意見が出ているそうです。住民の合意形成に最大限の努力をしている最中とのことでした。
ご了解をいただき、私たちはまずは個人的な知り合いから将来の住まいや生活についてのご希望をお聞きするヒアリングを実施することにしました。
3月3日(土)
2012年3月8日
今回も、中赤崎地区の館長を訪問しました。館長からは小学校建設に関しての経過を伺いました。市が選んだ設計事務所の提案に対して、金額で決定するのではなく、中赤崎地区復興委員会が評価を行い、選定したそうです。公共施設の選定方法としては画期的なことです。
隣接するセメント工場の廃熱を利用するエネルギーのことや、高齢者福祉のことなど、将来のまちづくりについて様々な話題が出ました。
2月28日(火)
2012年3月8日
東京にて、参加メンバー会議を行いました。今回事業のめざすところ、スケジュール案などを確認しました。