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東日本大震災復興支援の取組みのご報告

生活サポート基金が進めた東日本大震災復興支援の取り組みとして、復興住宅事業の資金を、市民が支援する「市民ファンド」の形成を検討したほか、 2012年2月9日より国土交通省の助成による「大船渡におけるまちづくり支援、生活支援のためのコーディネート事業」に取組みました。以下はその報告です。
また、現在も関係団体がボランティアで支援を続けていますが、要請に基づいて支援のためのファンド組成の検討も進めていきます。


4月2日(月)

2012年4月13日

中赤崎地区の復興委員長にお会いしました。中赤崎地区復興委員会では、3月中旬に県と市への提案書をまとめ提出しました。その内容を伺うと共に、これからどういうふうにまちづくりや家づくりを進めるのかについてお考えをお聞きしました。

今後、きめの細かい、住民の目線に立ったまちづくりをするために、私達が専門家としてお手伝いできることがたくさんあることをお伝えし、復興委員会で検討してもらうことにしました。

その後で、復興委員会の提案にあった高台移転候補地を見て回りました。どこも急な斜面の山で、工事が大変そうです。地区を流れる川に沿って上流にも行ってみました。道はすぐに林道となり、そこで野生の鹿と遭遇しました。

 

地区の様子

 

 

 

高台移転候補地

 

 

 

偶然遭遇した野生の鹿

 


3月21日(水)

2012年3月27日

午前中は、社会福祉法人の2回目の訪問をしました。17日に話し合った社会福祉関係者によるワーキンググループの座長を務める方にお会いして、より具体的な打ち合わせをしました。その方は、アメリカのスターバックスの関連会社の支援を受けて、お年寄りカフェを計画しています。面白いのは逆定年制。ある一定以上の方しか働けないようにします。認知症の方でもできる仕事があるということです。カフェの運営はお年寄りにお任せして、若い人はボランティアで支援をします。これまで私たちも提案してきた、誰もが働くことができ、生きがいにもなる場所づくりを実際にやろうとしています。これはコンパクトシティのひとつのモデルとなるでしょう。
午後は大船渡市役所を訪問し、公営住宅を担当する都市計画部長と課長にお会いしました。コミュニティを形成する公営住宅をつくるにはどういう課題があり、その解決にはどのような方法があるかについて提案を行いました。また、環境未来都市について進捗状況を伺いました。
市では公営住宅について検討をしているものの、土地の提供者がなかなかいないとのことです。環境未来都市についての検討はこれからとのことで、4月以降に担当室ができるので、そこで検討するということになりそうです。


3月20日(火)

2012年3月27日

今日は、仮設住宅にお住まいの皆さんに、私たちの活動について知っていただき、将来の住まいのご希望なども伺うためにイベントを企画しました。「正しい姿勢 歩き方・座り方」と題して、チラシを全戸に配布しました。休日ということもあり、9名の方が参加してくださいました。(セミナーのチラシはこちらをクリックするとご覧いただけます。
仮設に暮らしているとじっと座っていることが多く、姿勢を崩している人が多いようです。簡単なチェック方法で姿勢に気を付ける方法をお知らせしました。その後、みなさんの将来のご希望を伺いました。参加された方には、高齢なので家を建てることができず、公営住宅をご希望される方が多くいらっしゃいました。

セミナーの様子

セミナーの様子


3月19日(月)

2012年3月27日

午前中、仮設住宅にお住まいで婦人会の代表を務めている女性にお話を伺いました。地元の自治組織の関係や活動内容がよくわかりました。これからいろいろとご協力をいただけることになりました。
午後は、県の土木センターの建築指導課長を訪問しました。県営住宅の担当でもあり、その建設の様子を伺いました。私どもでは、公営住宅についていろいろな提案をしており、それについてもご意見を伺いました。提案については賛同していただいたものの、現在の県や市では震災対応の業務だけで手一杯で、新しいことに対応することができないとのことです。たとえばUR都市機構などの組織的な支援をいただければ可能ではないかとのことです。貴重なご意見をいただきました。

午前中の面談の様子


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生活支援ファンド

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