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東日本大震災復興支援の取組みのご報告

生活サポート基金が進めた東日本大震災復興支援の取り組みとして、復興住宅事業の資金を、市民が支援する「市民ファンド」の形成を検討したほか、 2012年2月9日より国土交通省の助成による「大船渡におけるまちづくり支援、生活支援のためのコーディネート事業」に取組みました。以下はその報告です。
また、現在も関係団体がボランティアで支援を続けていますが、要請に基づいて支援のためのファンド組成の検討も進めていきます。


5月12日(土)

2012年5月30日

今日は2つのグループに分かれての行動となりました。

ひとつのグループは、4月21日に引き続いての呼吸法のワークショップ。「肥田式強健術研究会」(東京都)の富田高久さんにおいでいただき開催しました。地元の仮設住宅の方々15名が参加されました。前回からのリピーターとなっている人が多く、今回も大変に好評で、とても喜んでいただけました。ワークショップの終了後に参加者の皆さんと懇談会を行いました。健康づくりワークショップとしては3回目ということもあり、参加者の皆さんとだいぶうちとけてお話ができるようになってきました。

もう一つのグループは、大船渡市東部にある越喜来地区の方にお会いしました。この方は越喜来地区のある部落の代表者の方です。その部落では26世帯が被災され、そのうち13世帯の方が集団移転を希望されています。すでに高台移転の合意も得られ、移転の候補地も決まっているとのことです。市のほうで計画案を作成中だそうです。まちづくりやコミュニティ形成をどのように考えたらよいかについて、アドバイスをさせていただきました。


5月11日(金)

2012年5月30日

午前中は、一般社団法人共生地域創造財団の岩手事務所を訪問しました。共生地域創造財団は、生活クラブ生協・グリーンコープ・全国ホームレス支援ネットワークが共同で創立した支援組織で本部は仙台市にあります。大船渡地域では、「大船渡アクションネットワーク」として、支援活動を行う団体が集まって定例ミーティングを開催しているそうです。被災され、在宅で生活していらっしゃる方々を訪問し支援することを2012年4月から大船渡市の委託事業として開始されています。地域に必要な仕事づくりの情報など今後の連携・協力をお願いしました。

午後は婦人会の役員の方とお会いし大船渡市の状況を伺いました。震災で休止されていた活動を再開し、震災の記録づくりなどにも取り組んでいきたいとのことでした。仕事づくりに関する情報の受発信についての協力をお願いしました。


5月10日(木)

2012年5月30日

仕事づくり支援の活動で、NPO法人ワーカーズコープ大船渡事業所をたずねました。NPO法人ワーカーズコープは2012年1月~3月まで「仕事起こしコーディネーター養成講座」を開催し、受講した皆さんと豆腐製造販売、産直、わかめ売り、畑、イベント開催などの事業を始められています。講座開催にむけて何度も説明会を開かれたことや、がんばってチラシまきをされた様子をお聞きし、私たちも大船渡の皆さんへの広報活動に力を入れなければと気持ちを新たにしました。「一人だとできないことでも、みんなだったら超えられる」ことをアピールしていきたいと思います。

                 


2012年4月22日(日)

2012年5月7日

大船渡夢商店街で以前ヒアリングをさせていただいた方をお訪ねして、その後の様子を伺うと共に、ヒアリングができる方をご紹介いただきました。次回以降、時間を調整して、中心市街地でのお店づくり、住まいづくりについてのご希望を伺いたいと思います。

中心市街地の被災者の中には、市の復興計画を待つよりも、一日にも早く再建したいという方がいらっしゃるそうです。そういう方もご紹介しただき、意向を把握していきたいと思います。


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